2007年に書かれたブログ「A new wind blowing in Africa」に高さ12メートルの風車台にカムクワンバ君が立つ写真があります。発電機が無かったので廃品自転車の灯火用を使い、回転力の伝達も自転車部品ですから、とんでもなく素人っぽい奇妙な風車発電です。高さ5メートルの第1号機では、風車のブレードはポリ塩化ビニル・パイプを加熱加工したそうです。それでも12ボルトの蓄電池に充電が出来て、4つの電球と、2個のラジオ、携帯電話の電源になったのです。
CNN記事に「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」という中で3カ月、電球が光ったとき「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」とあります。ユーチューブにある「Moving Windmills: The William Kamkwamba story」では「教科書の風車も誰かが造ったのだから自分にも出来ると思った」と語っています。5基造った風力発電は、地下深くにあるきれいな井戸水の汲み上げなどに使われています。