しばらく前から米国で「Wall Street Journal」を擁する「News Corp」がグーグルに記事検索させることを拒否する動きが伝えられていました。どうやら本物になり、それに検索サイト「Bing」を売り出したいマイクロソフトがかむ話になったようです。しかし、「新聞に拒否されてもGoogleは痛くも痒くもない?という驚異の調査結果」(TechCrunch)が伝えられたように、有力紙であっても新聞社がグーグルに反撃して、独占状態を崩すのはとても難しいのです。グーグル検索から離脱すること自体は収集ロボットを拒否する簡単な命令を入れるだけの話ですが……。
マイクロソフトは自社の検索サイト「Bing」に「Wall Street Journal」を独占的に検索させることで客を集めようとしています。広告の売り上げ減分を支払っても抱き込みたい意向のようです。しかし、ニューヨークタイムズなど他の大手新聞社が同調する可能性は薄いようです。そうなると「Wall Street Journal」だけを優遇した検索結果を提供することになりかねず、かえって検索の価値を落とすことになります。