本格的に空中散歩が味わえるグーグル3Dマップ [BM時評]

 グーグルが16日に首都圏と宮城県エリア分を公開した3Dマップを試しました。空中散歩感覚は取材時にヘリやサイテーションに乗った時に近く、極めて精巧です。矢印キーでどこまでも空を飛び続けてみてください。45度斜め上から見た視野が連続合成されていきます。家1軒、木々1本ずつまで立体的に見せてくれます。「Google Earth」「Google マップのEarth ビュー」「モバイル版 Google Earth」で見られるので、移動しながら自分の現在地を空から見るのも面白そうです。馴染みがある場所4つ、東京駅から皇居、新宿副都心、築地市場から浜離宮公園、東京湾のお台場付近を以下に切り出してみました。

  《東京駅から丸の内ビル街、皇居》
  《新宿副都心》   《築地市場から浜離宮公園》   《東京湾のお台場付近》  パソコンで見るならば「F11」キーでフルスクリーンモードにされるようお勧めします。普通に使われているブラウザの小ぶりな窓では、上に引用した絵よりぼけた感じになります。移動するにはマウスで動かすより、矢印キーが楽しいと思います。絵を大きくして、即ち高度を下げてヘリで飛び続ける感覚が味わえます。地形の起伏や田畑や森の表現もなかなかです。5年ほど前には「ちず丸ぐぃ〜ん」が建物の輪郭を連続合成してこれに近い感じを味あわせてくれましたが、新しいグーグル3Dの精細感は抜群に優れています。説明ページは「新しく美しい 3D マップで東京の空を飛んでみよう」にあります。

 【参照】インターネットで読み解く!「3D」関連エントリー