Fre00037 老教授にひとこと #0000 匿名 8808060005 みなさん、まとまりがないという声が多いようですが、書き込みが少ないし基調 発言もparticipantの関心を引くものがあまりないみたいでさみしいですね。 私も、一つ頑張ってresponseを期待せずに書き込みしていきます。 最近の科学朝日に老教授の話というのがあるらしいのですが、残念ながら私は 9月号のぶんしかよんでないのですがなかなか示唆に富むものであり、 日本の自然科学の根底にある問題の一つを提起していると思います。 そこでこの記事を参考にして、 「日本のScientistにおけるGeneration gap」をかんがえてみませんか。 まず、基調発言としてScientistを旧人類と新人類ににわけるborderを2つ 挙げたいと思います。 1)Watson-Clickのcentral dogmaが当たり前のものであるという教育をうけたか。 2)Computerをみじかな物としてうけとめているか。 この2点に関して言えばみなさんはほとんどどちらもyesだとおもいますが あなたの周りの人達はどうですか、とんでもない人物がおもわぬところに 巣食っていたりしませんか。 まあこの条件はほとんど科学朝日の記事の焼き直しですがこんな条件をいく つかだしあっていくことで、かなり明確な分類ができると思います。 このNETにaccessしている人できっと旧人類の上司、指導者のために 苦しい、悔しい思いをしている人、いると思うのだけど。 みんなでその対策でも考えましょう。 わたしは生命科学に関わっているのですが遺伝子のことがよくわからない ような老教授が主任教授であることにいらだちをおぼえています。 それ以外の専門の方はそれぞれいろいろあるとおもいます。 このthemeが盛りあがらなくっても自分でRE.しようと思っている YASQ でした。 #0001 reader 8808060214 ワトソン=クリックのセントラルドグマって何ですか? あの『二重らせん』に出てくる言葉ですか? そうなら読み返さなくっちゃ シロートのくだらない質問でもうしわけありません YASQさんの奮闘に期待しています [TROJ] #0002 sci1047 8808060449 Central dogmaったってたいしたことじゃないんです。簡単に言えば 遺伝情報の流れが(DNA->mRNA->ribosme->protein)であるということ なんですが(いまとなってはあたりまえ)現在の分子生物学はすべてが ここにはじまるというかんじなのでそうよばれているのかな。 しかしこれがわかってなかったころから生化学やっている人が結構 いるんですよね。そういう人達は当時(この分子生物学の黎明期) どういうきもちだったんでしょうね。あっというまにいままでじぶんたちが やってきた生化学が古くさいものになってしまったのですから。 そういう感じが非常にでているので科学朝日9月号から抜粋しておきます。 (著作権は朝日新聞社にあるからきっと許されると思うのですが、不許転載 奈良SYSOPEの方で削除してください) P106 (前略)約10年前から「私」の若き部下達はバイオの将来を信じて、 バイオ関連科学の仕事をしようとした。しかし、バイオの仕事をして 失敗したときの処置が「私」の頭の中を駆け巡った。 それより何より、「遺伝子操作」、「セントラルドグマ」など、何回 聞いても「私」の頭がそれらを理解しない。事務処理の効率化のための パソコンの使用さえ「私」には無理である。では、部下にやらせればよ いが、そうすれば「私」のすることがなくなってしまう。(後略) どうですなかなか良く書けていると思いませんか。 あなたのまわりの老教授こと「私」、ぜひ紹介してください SCI1047 YASQ