高校では新教科「情報」ができる。普通科の「第10節 情報」に,初めて「(2)情報の収集・発信と情報機器の活用」が現れ,「情報通信ネットワークやデータベースなどの活用を通して,必要とする情報を効率的に検索・収集する方法を習得させる」とある。

 現状は米国などからかなり遅れている。平成10年度通信白書「第3節 情報リテラシー」は、住民アンケート調査による日米比較を詳細に論じている。iモード狂騒にも符合している感がある。

 「特に目立つ傾向としては、10代における日米の格差であり、PCリテラシーで20.3ポイント,ネットワークリテラシーで30.7ポイント,日本の方が劣っている」「次に目立つ傾向としては,性別である。各階層とも男性では日米格差がほとんど見られないのに対し,女性では,顕著な格差が見られ,PCリテラシーで21.3ポイント,ネットワークリテラシーで24.0ポイント,日本の方が劣っている」

 国の対策は昨年,省庁間の垣根を超えたバーチャル・エージェンシー「教育の情報化プロジェクト」として打ち出された。2005年を目標に中学なら「各教員がコンピューター・インターネット等を積極的に活用して」「子どもたちが興味・関心を持って主体的に参加する授業を実現する」とうたうのだが,今の先生たちに可能かと問われれば疑問がある。



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