私の執筆している連載コラム第44回「子供たちの新しい『荒れ』」は,先進国に共通した教育現場荒廃の傾向から始めて,事態がどう進もうとしているのかをまとめている。この国だけの問題ではないことは認めつつも,教師が子供の状況を把握する力が足りないことは指摘したい。学級崩壊などの現象はそこから生まれる。
個人的な経験では私立校の教師にプロフェッショナルと呼べる方が多いように感じている。幅広い子供を集めている公立校の教師に求めるのは酷かもしれないが,熱血先生の時代が終わったというのなら,教えること自体で子供をうならせるか,あるいは子供の心をつかむことでプロと認められる道を志向するしかなかろう。(了)