ここはやはり,副流煙被害などで世界的な研究の先駆者になった平山雄氏の「特別講演」から,肺がんのリスクについて純医学的な指摘を引用しておかねばなるまい。
「知識人の中にも人口10万人対107人は宝くじのようなもので、自分は大丈夫と思っている人が多い」
「人口10万対何人というのはリスクとしては低いようであるが、これは1年間の罹患率である。生涯罹患率でみると、これの約百倍になる。1日50本以上の喫煙者では、75歳までに肺がんになる人は10万人につき3万3千510人、ちょうど三分の一が肺がんになる」
「なぜ残りの人が肺がんにならないかというと、肺がんになる前に心臓病などで死ぬからだ」