西村和雄・京大教授が「真の『教育改革』を〜学力低下が招く技術の危機」で,現在の大学生の計算能力について調べた結果を示している。数学を受験しなかった文系学部生は極端に悪く,理工系の学生でもマイナスが入った簡単な四則演算問題を3分の1以上が間違えている。

 現状でこれなのに,さらに削減してどうなるのか。「2002年の新指導要領は最悪の結果をもたらすおそれがあるので、即座に中止すべきだ」との指摘になる。

 戸瀬信之・慶応大教授による「大統領が数学と理科に力をいれるアメリカと小数ができない新日本人」など、「日本を滅ぼす」とのトーンにまで上がってきた。(つづく)


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