時評「安倍スキャンダルに自民党崩壊の地響き」
安倍首相の唐突な政権放棄の日に、毎日新聞の夕刊などで講談社「週刊現代」がスキャンダルを追いかけていて安倍事務所に取材事実の真偽を質す依頼書が届けられていたと報じられました。今日15日、その「週刊現代」が発売になり、ネット上では雑誌紙面をスキャンした画像まで出ています。当然、著作権法違反なのですが、事が事なので、ここでは全文を読みたい人のために阿修羅掲示板の「本誌が追い詰めた安倍晋三首相『相続税3億円脱税』疑惑」を紹介しておきます。
事前には諸説あり問題にならないとする話も聞きましたが、記事を読めば本物の疑惑であり、政権放棄しなくて安倍首相が国会論戦に臨んでいても、来週には政権を投げ出す結果になっていたでしょう。首相を目前に病に倒れた父、安倍晋太郎氏がため込んだ資金6億円が政治団体に寄付した形で残され、安倍首相は1991年に政治団体を引き継ぐことで相続税3億円を免れたというものです。もちろん時効ですが、事実関係が明るみに出て、一国の首相として巨額の税金を納めなかった申し開きは無理です。
後継総裁選の幕が開き、既に優劣はついて、何とも白けた光景です。たとえ総裁選が盛り上がったとしても、この安倍スキャンダルを隠すことは出来ません。ほかの2世議員にも同種の疑惑が無いのかも追及されるでしょう。病院に逃げ込んだ形の安倍首相もいつまでも黙殺できないはずです。沈黙して通すなら議員辞職でもして公の場から消えないといけないでしょう。
手堅い福田新首相の下で当面は立ち直るはずだった自民党に崩壊の地響きを聞く思いがしています。国家、国民の倫理観を引っさげて、教育改革などをして来た首相の内実が暴露された今、取り巻きが悪かったと同情していた自民党支持者まで裏切ることになりました。
【関連】15日付の赤旗「政治団体が預金3億円/資金団体と会計責任者同じ」が「安倍首相が初当選した九三年の収支報告書では、すでに約五億円の預金があります。この巨額の資産がどこから入ってきたのかは、当時の収支報告書官報からはわかりません」「安倍首相の政治団体の保有預金をめぐっては、初当選翌年に朝日新聞(九四年九月九日付)で、父親の政治団体を引き継ぎ、預金約六億九千万円を継承したと指摘されました」と伝えています。当時から認識はあったのですが、週刊現代が指摘するように相続税の対象になるとは考えられていなかったのかも知れません。
事前には諸説あり問題にならないとする話も聞きましたが、記事を読めば本物の疑惑であり、政権放棄しなくて安倍首相が国会論戦に臨んでいても、来週には政権を投げ出す結果になっていたでしょう。首相を目前に病に倒れた父、安倍晋太郎氏がため込んだ資金6億円が政治団体に寄付した形で残され、安倍首相は1991年に政治団体を引き継ぐことで相続税3億円を免れたというものです。もちろん時効ですが、事実関係が明るみに出て、一国の首相として巨額の税金を納めなかった申し開きは無理です。
後継総裁選の幕が開き、既に優劣はついて、何とも白けた光景です。たとえ総裁選が盛り上がったとしても、この安倍スキャンダルを隠すことは出来ません。ほかの2世議員にも同種の疑惑が無いのかも追及されるでしょう。病院に逃げ込んだ形の安倍首相もいつまでも黙殺できないはずです。沈黙して通すなら議員辞職でもして公の場から消えないといけないでしょう。
手堅い福田新首相の下で当面は立ち直るはずだった自民党に崩壊の地響きを聞く思いがしています。国家、国民の倫理観を引っさげて、教育改革などをして来た首相の内実が暴露された今、取り巻きが悪かったと同情していた自民党支持者まで裏切ることになりました。
【関連】15日付の赤旗「政治団体が預金3億円/資金団体と会計責任者同じ」が「安倍首相が初当選した九三年の収支報告書では、すでに約五億円の預金があります。この巨額の資産がどこから入ってきたのかは、当時の収支報告書官報からはわかりません」「安倍首相の政治団体の保有預金をめぐっては、初当選翌年に朝日新聞(九四年九月九日付)で、父親の政治団体を引き継ぎ、預金約六億九千万円を継承したと指摘されました」と伝えています。当時から認識はあったのですが、週刊現代が指摘するように相続税の対象になるとは考えられていなかったのかも知れません。