ブログ界を分野別に定点観測スタート [BM時評]
ブログの世界の動きを分野別に手軽に一覧できないか――この半年ほど、模索していた試みを実現、新たなサイトを立ち上げました。「Japan Blogs Net」(http://japan-blogs.net/)です。
3月末まで新聞社内で記事審査委員を2年半、務め、当日の新聞記事について、その日のブログで書かれた批評・批判など盛り込んで紙面審査メモ(社外秘)を書いてきました。各紙を読み終わった午前10時過ぎに30分ほどで、ブログ検索を駆使して集めるのですが、実はかなりのテクニックと、どこにどんなブログがあるのかなど予備知識が要ります。この経験から、メディアの人間に限らず多くの方のために、ブログ界の動向を大まかに捉えられる場所があって良いと考えました。
当面、「政治・経済」「社会・医療」「科学・IT」「食・グルメ」「芸能・趣味」「話題・ネタ」の6分野、計150サイトでスタートします。1997年開設の「インターネットで読み解く!」に「ブログ時評」(休止中)、新設「Blog vs. Media 時評」、さらに社内の仕事でも積み上げきたブックマークから、RSSを持つアクティブなブログとウェブを取り上げ、分類してあります。1分野30サイトくらいが限度かとも思えますが、まだ試行段階で、収録サイトの増減や分類形式など、手直しして行きます。RSSリーダーソフトでも出来そうなことですが、意外にこんな形にはなりません。
解散・総選挙を前にした時期に開設したのは、2005年総選挙時に非常に多数の方に読んでいただけた「小泉郵政解散へ賛成論と反対論まとめ [ブログ時評32]」をリアルタイムで見せられないか――とも考えているからです。上の6分野とは別に「リベラル・左」「保守・右」の分類で計画中です。実は3年前に面白かったブログはほとんど活動を停止していて、新たに集め直さねばなりません。こちらには6分野以上に幅広いブログに参加してもらうと面白そうです。
もう少し経緯を書くと、20年前の幻ネット「サイエンスネット.jp」を復刻・復活させる作業をしていて、ドメイン「japan-blogs.net」が取得可能であることを知りました。ここからイメージが湧いてきてシステムの仕様を描き、perlプログラミングができる大学生の長男に作ってもらいました。一覧性を高めて見るには、表示文字を小さくするのも良いでしょう。なお、RSSを持つウェブはまだ少なく、夕刊で1年連載した「ウェブ通」から採用できたサイトはわずかしかありません。
国内のブログにも将来は政治色や問題別に「ハブ」が出来ないか、と夢想しています。このサイトの観察から、現在、全くばらばら、散発的に動いているブログの世界に結集軸のようなものが見えてくることも期待しています。
3月末まで新聞社内で記事審査委員を2年半、務め、当日の新聞記事について、その日のブログで書かれた批評・批判など盛り込んで紙面審査メモ(社外秘)を書いてきました。各紙を読み終わった午前10時過ぎに30分ほどで、ブログ検索を駆使して集めるのですが、実はかなりのテクニックと、どこにどんなブログがあるのかなど予備知識が要ります。この経験から、メディアの人間に限らず多くの方のために、ブログ界の動向を大まかに捉えられる場所があって良いと考えました。
当面、「政治・経済」「社会・医療」「科学・IT」「食・グルメ」「芸能・趣味」「話題・ネタ」の6分野、計150サイトでスタートします。1997年開設の「インターネットで読み解く!」に「ブログ時評」(休止中)、新設「Blog vs. Media 時評」、さらに社内の仕事でも積み上げきたブックマークから、RSSを持つアクティブなブログとウェブを取り上げ、分類してあります。1分野30サイトくらいが限度かとも思えますが、まだ試行段階で、収録サイトの増減や分類形式など、手直しして行きます。RSSリーダーソフトでも出来そうなことですが、意外にこんな形にはなりません。
解散・総選挙を前にした時期に開設したのは、2005年総選挙時に非常に多数の方に読んでいただけた「小泉郵政解散へ賛成論と反対論まとめ [ブログ時評32]」をリアルタイムで見せられないか――とも考えているからです。上の6分野とは別に「リベラル・左」「保守・右」の分類で計画中です。実は3年前に面白かったブログはほとんど活動を停止していて、新たに集め直さねばなりません。こちらには6分野以上に幅広いブログに参加してもらうと面白そうです。
もう少し経緯を書くと、20年前の幻ネット「サイエンスネット.jp」を復刻・復活させる作業をしていて、ドメイン「japan-blogs.net」が取得可能であることを知りました。ここからイメージが湧いてきてシステムの仕様を描き、perlプログラミングができる大学生の長男に作ってもらいました。一覧性を高めて見るには、表示文字を小さくするのも良いでしょう。なお、RSSを持つウェブはまだ少なく、夕刊で1年連載した「ウェブ通」から採用できたサイトはわずかしかありません。
国内のブログにも将来は政治色や問題別に「ハブ」が出来ないか、と夢想しています。このサイトの観察から、現在、全くばらばら、散発的に動いているブログの世界に結集軸のようなものが見えてくることも期待しています。