団藤保晴の
「インターネットで読み解く!」

皆既日食まで半月。2012年には金環日食も [BM時評] (2009/07/05)

(「BM時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 22日に日本全土で見られる日食の話題があちこちで盛り上がりつつあります。皆既日食になるのはトカラ列島や屋久島などですが、本土の大都市部でも非常に大きな「食」になるので期待されている方も多いでしょう。以前に天体観測を専門にする「つるちゃんのプラネタリウム」を取材したことがあり、ウェブ主さんは「日食の時に向けて充実させます」とおっしゃっていました。お邪魔してみると、以下の東京での日食の見え方をはじめ、日々どんどんデータが増えています。各地でどう見えるのか、ここで事前準備が十分できると思います。無料の「日食ソフト」もあります。



 このウェブでの最近の閲覧数トップは、今回の皆既日食ではなく2012年にある「金環日食」関連記事のようです。そうです、今回遠出して皆既食が見に行けなくとも、3年後の5月21日には、太陽がリング状に見える金環食が、東京・大阪など日本列島中央部ほとんどで見られるのです。5月だから晴天になる期待は今回以上に持てます。

 日食の公式なガイドとしては「世界天文年2009 日食観察ガイド」があります。こちらは観察方法や危険回避に重きを置いています。前回の46年前には、ロウソクの煤を付けたガラスを通して見た記憶があります。今思うと、かなりいい加減でした。

 「Wiseknightの雑談的日記」の「日食観測の罠 〜安易な観測方法に警鐘」が「部分食でも70%も隠れれば肉眼でも眩しさをそれ程感じないかもしれませんが、すべてNGです。『眩しくない』=『安全』という図式は必ずしも成り立つ訳ではありません」と警告しています。「何故なら『眩しくない』は可視光線がカットされている状態であり、赤外線や紫外線は降り注いでいるからです」「こういう状態で日食を観測すれば『日食網膜症』、つまり網膜が赤外線によって灼けてしまい最悪の場合失明に至ります」

 日食を観察するには急ごしらえではなく、きちんと準備しておきましょう。3年先にも、また使えますよ。

 【追補】屋外に出られない人に・・・PCの前でも日食を観察できるサイトまとめ

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