日本は尊敬されているか――客観データで [BM時評] (2010/05/25)

(「BM時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 はてなブックマークを眺めていたら「ヨーロッパに来たけど日本尊敬されまくりワロタwwwwwwwwww」(VIPPERな俺)に結構な注目が集まっていました。例によっての対中・韓比較など勝手な感想オンパレードのコメントを読んでいる内に、最近、英国BBCが出した客観的なデータを思い出しました。「社会実情データ図録」の「図録▽日本を世界はどう見ているか」で4月末に紹介された統計です。

 世界主要28カ国でほぼ千人ずつにアンケート調査する手法がとられています。ただし、評価の対象は国です。「日本国への評価であり日本人への評価ではない」点には留意してください。きれいなグラフで見せるサイトなので、是非、リンク先に行って読んでください。ここでは注目点をいくつかピックアップします。

 「肯定的評価(概してプラスMainly positive)が53%、否定的評価(概してマイナスMainly negative)が21%であり、評価対象となった17カ国・国際機関の中では、プラス評価(肯定的評価)の割合が、ドイツの59%に次いで高かった」。欧米や南米、そして東南アジア、アフリカは概して良好。悪いのは中国、インド、そして何故か友好国のはずのメキシコ、トルコ。

 日本についてだけでなく、各国についても評価がとられています。したがって自国についてと、自国外つまり世界からの評価が比べられます。そこに、あっと驚く結果が待っています。

 「当然とも言えるが、世界からの評価より自国への評価の方が高いのが一般的である。どの国民も自信があるのだ。プラス評価の割合を比べると、韓国やロシア、ブラジル、パキスタンは自国評価が世界評価の2倍以上、中国もほぼ2倍となっている。中国人は何と8割以上が自国は世界に対して『良い影響』を与えていると考えているのだ」

 自国プラス評価が中国の81%に対して、日本はわずか43%です。「唯一、日本人だけが自国評価が世界評価より低いのである。余り自信過剰なのも問題だが、自信がなさ過ぎ、自虐的評価と見られても仕様がないであろう」

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