自民総裁が素人に一喝され。やはり負の遺産大 [BM時評] (2010/06/18)

(「Blog vs. Media 時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 小惑星探査機「はやぶさ」帰還の続きで、「はてなブックマーク」の「Twitter / 大塚実: なに言ってるんだコイツは。自民政権の無関心でこうなっ ...」が目につきました。自民党の谷垣総裁が「はやぶさ」後継機を潰したのは民主党だとつぶやいて、素人から軽く一喝されました。やはり自民党長期政権の負の大遺産を乗り越えて選挙に勝つのは容易ではありません。

 谷垣総裁のTwitter該当部分はこうです。「『はやぶさ』も同じです。麻生政権での17億円の概算要求が事業仕分けで3000万円まで削られ『はやぶさ2』に着手ができなくなっています。未来への投資が『いちばん』につながります」(3:56 PM Jun 15th webから )

 これは(12:10 PM Jun 13th webから )の「『はやぶさ』が帰還します。小泉政権時代のミッションで、人類初のパイオニアワークに果敢に挑み、次々に困難が生じても決してあきらめない姿に感動を覚えていました。本当にお疲れさまでした。自民党はこれからも夢の実現、『いちばん』を目指す政治を行います」を受けた発言です。

 しかし「はやぶさ」後継機は自民政権下で予算がつかず、イタリアに打ち上げロケットを無償提供して貰うなどの節約交渉を延々と続けた末に、2014年目標まで引き延ばされた事情は、調べれば直ぐに分かります。「はてなブックマーク」コメントにも「ネットの有象無象ならともかく自民のトップがでたらめ吹聴し始めるようではもう終わりだな」とあります。

 谷垣さんは弁護士ですから最近の事実関係について嘘は言っていません。でも、最も言わねばならない「核心」を避けているようでは多数の国民を愚弄していることになります。参院選で勝つのは無理でしょう。

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