お隣の惑星、火星の驚異に満ちた高解像写真 [BM時評] (2010/09/12)

(「BM時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 政治も経済もぱっとした話がありません。「DDN JAPAN」の「想像を超えていた、再び。火星表面写真 29選」を覗いて、異様な光景の連続にびっくりしました。引用元になっている「Martian landscapes」(www.boston.com/bigpicture)の方がずっと高画質で、説明は英語ながらクレーターの大きさなども書かれて参考になります。高解像度ならでは発見もありますから、是非、オリジナルでご覧になって下さい。最初の写真、砂丘に描かれた模様から一部分を切り出してみました。

 ウィキペディアによると火星の大気圧は地球の0.75%しかなく、希薄ですが、火山活動があります。大気の95%が二酸化炭素で、冬になるとドライアイスの厚い氷が張ります。「極に再び日光が当たる季節になると二酸化炭素の氷は昇華して、極地方に吹き付ける400km/hに達する強い風が発生する。これらの季節的活動によって大量の塵や水蒸気が運ばれ、地球と似た霜や大規模な巻雲が生じる」といった激しい気象変化があるので、地球にいる我々の想像を絶した現象が起きているのでしょう。

 写真はNASAのMars Reconnaissance Orbiter (MRO)が2006年から撮っているものです。高度は300キロ前後と言います。Google Marsでの地点とリンクがはって対照できるようになっています。遠くから見れば茫漠とした地形の中に、画家やデザイナーが作りだしたようなシュールな模様が存在している訳です。

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