民自公の増税隠し奏功か:総選挙ツイート観測 [BM時評] (2012/12/05)

(「Blog vs. Media 時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 総選挙公示から一夜が明けました。選挙動向を占うツールとしてツィッターを使って観測すると、今回選の2大テーマであるべき原発と消費税増税の内、増税への言及が薄く、増税を決めた民自公3党の問題点隠しが奏功している感じです。「buzztter - Twitter のイマを切り取ったー☆」で観測されたツイート数グラフを使い、比較できるようスケールを調整しました。1日午前0時ごろから5日午前5時までの記録です。


 キーワードごとのツイート数推移を見ると「選挙」が3日深夜から伸びていて、公示が強く意識されたことが分かります。「原発 OR 原子力」は公示以前から話題になり続けており急に増えた訳ではありません。「TPP」と「消費税 OR 増税」はほぼ同じくらいで、ピーク値が「原発 OR 原子力」の17%程度です。「景気 OR 雇用」は11%位で、いずれも見やすくするために2倍スケールにしました。

 解散時に野田首相が争点として環太平洋経済連携協定(TPP)参加を持ち出したのは、与野党3党で決めた消費税増税問題から目をそらさせるためだとの観測があります。ツィッターでの言及具合を見る限り、長く国政の焦点だった消費税増税が埋没している感が否めません。反対の「日本未来の党」などが選挙戦で争点にすることが出来るか注目です。

 【参照】インターネットで読み解く!「総選挙」関連エントリー

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