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緊急措置効かぬ怪物スモッグが中国政府を打ちのめす [BM時評] (2014/02/28)

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(「Blog vs. Media 時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 丸6日も悪化し続けた中国の重篤スモッグについて、朝日新聞WEBRONZAで標題のリポートをリリースしました。上から2番目のオレンジ警報まで発動して立ち向かった中国政府の敗北感は計り知れないでしょう。北京の米国大使館が測定した6日間のPM2.5濃度グラフや日本への越境汚染マップを添えています。前文を以下に収録します。

 《いざとなれば打つ手はあると中国政府は身構えていたのに、モンスター級の重篤スモッグは繰り出される緊急措置を悠然と払いのけた。丸6日も続いた大気汚染、下がるどころか尻上がり上昇のPM2.5濃度で面目丸つぶれ。人工衛星で見た今回スモッグの重篤部分は81万平方キロ。東京から博多まで直線で約900キロあり、これを一辺とした正方形面積に相当した。こんな膨大な空間に汚染物質が充満したら、小手先の対策は効かない。中国がエネルギーと資源の大浪費型経済成長に突き進んできたツケが噴き出している》


 本文はWEBRONZAでお読みください。後半部分は朝日新聞有料会員でないと読めませんが、第410回「警報の効き目無い中国大気汚染、25日から日本覆う」第411回「越境PM2.5スモッグ、広域で注意喚起レベル85超」などを読まれたら補えると思います。結語に引用したWHOのくだりだけ収録します。《世界保健機関(WHO)が25日、今回の長期スモッグを憂慮して大気の改善を求める警告を出している。「簡単な解決策はなく、産業と経済の管理が必要」とのコメントが付けられている》

 【参照】「『中国は終わった』とメディアはなぜ言わない」
     第412回「中国重篤スモッグの巨大さが分かる衛星写真」(2014/03/02)

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