団藤保晴の
「インターネットで読み解く!」

大異変がネット上で5月中旬に発生! [BM時評] (2008/06/06)

(「Blog vs. Media 時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 国内のインターネット上で5月中旬、驚くべき大異変が観測されました。どうやら世界規模の変動で、あまり経験したことがないため、事態をどう解釈すべきか、確信が持てないところではありますが、まず「alexa.com」で観測された大手サイトのアクセス変動をグラフで見てください。上のグラフはトップに位置する巨人たち、yahoo.co.jp、fc2.com、google.co.jp、rakuten.co.jp、下は主要紙4社です。


 このalexaのグラフは、そのサイトにアクセスした実人数を反映していると考えられます。国内では断然トップのyahooに大きな陰りが差し、googleが倍増の勢いで駆け上りました。一方、ショッピング中心の楽天には何の影響もありません。インターネット利用者・視聴者の間に何が起きたのでしょう。事態を読み解く、ひとつの鍵は、主要4紙のサイトがそろって倍近い水準まで利用者を増やしている事実です。

 5月中旬のニュースで何があったか、と言えば中国の四川大地震を挙げざるを得ません。この巨大地震が人々の気持ちをニュース指向にさせたと考えざるを得ません。以下に、国内4紙にニューヨークタイムズ「NYTimes.com」を加えたグラフも示します。国内紙以上にアクセスが増えています。大ニュースに励起された人々の関心変化は長く続くのか、それも全く分かりません。本家「yahoo.com」と「google.com」の争いはグーグルが昨秋にヤフーを追い越し、今回の異変でさらに差を広げています。



※6/7の続報「四川地震はグーグルに味方、ヤフーの敵」で他の主要サイトの動き(ニコニコ動画の失速など)まで詳細に検討しています。是非ご覧下さい。



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