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奇怪な韓国の闇、民衆は達観する「愚政府・愚役人」 [BM時評] (2014/08/05)

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(「Blog vs. Media 時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 《旅客船セウォル号沈没事故から百日を過ぎて韓国は官民挙げて立て直しを図るどころか、奇怪な闇に包まれている。犠牲者を大幅に増やした海洋警察の不手際に勝るとも劣らぬポカを検察と警察が演じてしまった。セウォル号運航会社で欲得ずくの改造や運航不正を仕切ったらしい実質オーナーの行方追及が国を挙げての課題だったのに、実は死んでいて行き倒れホームレスとして処理されていた。周辺も固めずに隠れ家の捜索に入った検察、隠し部屋からこっそり逃げ出した容疑者に山狩りさえされず、後に畑で見つかった死体は数十万円するブランド物ジャンパー姿だったのに警察は無視。こうした当局者の無能ぶりを、民衆は知り抜いて達観していると国際的な社会意識調査が示している》

 朝日新聞WEBRONZAでタイトルの謎解き記事をリリースしました。セウォル号沈没事故は事故に至る不正の数々もさることながら、船が大きく傾いた現場に到着した海洋警察が傍観するのみ、乗客を甲板に誘導して積極的に救おうとしなかった点でとても非常識な海難事故でした。日本の海上保安部なら300人を超した犠牲者を少なくとも半減できたはずです。『沈没報道の韓国メディア、海洋警察の劣悪さ無視』に掲げた写真を見てください。

 海洋警察のポカはずっと後になって騒がれ始め、当該救助艇関係者の刑事責任追及や海洋警察自体の組織解体にまで進みました。これが緩んだ組織の特殊例ではなかったと知らしめたのが、セウォル号運航会社実質オーナーの行き倒れ処理でした。検察と警察の総力を上げ、さらに海軍の力まで借りて絶対に逃すまいとしていた実質オーナーの死体を見つけていながら「行き倒れホームレス」としていました。現地の検察と警察には緊張感は全くなかったのです。国立科学捜査研究院でのDNA鑑定は緊急扱いされず、42日後に照合結果が出て騒然、困惑となり、混迷の闇が韓国中に広がりました。


 韓国って国はこんな無能な役人で出来ているのか、民衆はどう考えて暮らしているのか調べたのが、今回の謎解き記事です。各国の社会学者が長年、合同で実施している国際的な社会意識調査「International Social Survey Programme」から、民衆はとても屈折した目で愚かな政府と役人を眺め、それでもおらが国家は見捨てられぬとかばっている姿が知れます。詳しくは全文を見ていただくとして、上に引用したグラフ「自国の社会における公正さと平等を誇りに思う人の割合」で韓国は16.7%しかなく、旧ソ連圏の国と最低クラスを競います。第430回「苦悩する韓国、日本の過去像か異質な国民性か」では日本との比較を試みましたが、上のグラフで日本は50.3%あるように、違いすぎる国のようです。

 また「たとえ自分の国が間違っている場合でも、国民は自分の国を支持すべきだと思いますか」と質問して「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた合計割合が韓国は56.7%もあり、逆に日本は24.7%なのです。この項目でも韓国はロシアなどに近いのです(元データはこちら)。長かった日本統治も国民性は変えられなかったと言えます。


 【参照】第447回「セウォル号沈没での不作為なければ全員助かった」(2014/09/24)


※関係の分野別入り口・・・《人口・歴史》 《教育・社会》


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