特集「2024紅葉の王道スポット:南禅寺と永観堂禅林寺」

    《サクラや紅葉 Photo-collection》
 外国人観光客が紅葉の京都に多数詰めかけています。あまりにも暑すぎた夏で紅葉の鮮やかさが心配されましたが、色付きが遅れただけでした。人混みが避けられそうなスポットを狙って最近は変化球が多く、昨年は嵯峨野の奥、化野(あだしの)念仏寺に行き、一昨年は京都御所のイチョウの大木を撮影しました。今年は想定外の色付き遅れを利用して夜間ライトアップが終了したあとの平日、絶好の青空が望める2日の月曜日昼前後に、紅葉鑑賞の王道スポットである東山の南禅寺と永観堂禅林寺に行ってきました。

 《南禅寺》

 地下鉄東西線の蹴上駅から5分も歩けば着ける南禅寺ながら、混雑して撮影に困るほどではありません。巨大な三門に向かう前から十分な紅葉が出迎えてくれます。

 三門正面の法堂前や珍しい水路閣が絡む情景も良いです。

 再び三門に戻り、正面左脇方向に密集しているモミジ林からも撮影。





 《永観堂禅林寺》

 南禅寺から10分も歩けば永観堂禅林寺。古くからの名所であり、京都でも群を抜く3000本に上るイロハモミジやオオモミジがある永観堂は、境内のあちこちに見どころがあり、色彩多彩でグラデーション豊富です。抜けるような青空の下で見ると赤の鮮やかさが一段と引き立ちます。

 境内の奥にある多宝塔に上る道がよい撮影スポットで、御影堂(大殿)を背景に多彩な錦秋の色彩が溢れるばかりです。

 阿弥陀堂・龍吐水の付近から放生池にかけて潤いがある情景です。

 【写真特集ページ案内】サクラや紅葉 Photo-collectionページ