団藤保晴の
「インターネットで読み解く!」

「再スタート」と岩波『世界』転載終了 (2008/02/28)

(「ブログ時評」に同文掲載。コメントなどはそちらに)

 「ブログ時評」サイトを作るきっかけになった岩波書店『世界』へのダイジェスト版転載が、いま発売中の3月号で36回をもって終わりました。最終回は裁判員制度は混乱必至でも開始すべきか [ブログ時評89]から、その前は専業農家の救出を急がねば稲作は崩壊 [ブログ時評87] からと、非常に幅広い話題でブログが発信している様々な声を扱わせていただきました。『世界』の誌面中で「ネット言論はいま・ブログ時評on SEKAI」でしか読めないテーマが満載で、医療崩壊などは『世界』編集部が取り上げる1年以上前に出し雑誌経由で知られた読者も随分、増えた印象です。

 また過去2年半、新聞社内では記事審査委員という、社外に知られていない特殊な仕事をしてきましたが、これも3月末で離れて普通の記者に戻れることになりました。記事審査委員の仕事は出来上がった新聞紙面のご意見番です。私の場合は正統的な各紙比較などのやり方に加えて、ブログ時評で開発した手法を使い、日々の新聞記事に対して社会からどんな風が吹いているのか、具体的に示すことも試みてきました。当然ながらレポートは辛口なトーンが強く、社内秘扱いです。これで困ったのが、社内と社外で同じ事は書けない制約でした。この難点も4月から解消です。

 ふたつの大きな制約が4月からなくなります。「再スタート」をどういう形にするか、現在、検討しています。もともと「インターネットで読み解く!」という社外活動は、新聞社の業務と完全に切り分けられるとの前提で成立しているもので、社内情報を使わなければ社外活動もオーケーになっています。この3年余りのブログ経験に、さらに記事審査委員の経験もミックスして「再スタート」に何が出来るか、3月下旬までにはアナウンスしたいと考えています。



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